200205 H22S/28Sトヨタ救急車

カタログコード: TR0019-0205
2代目ハイメディックの2B型救急車バージョン、言い換えればトヨタ H133Sトヨタ救急車の正統進化版普通救急車です。

トヨタ H32S/38Sトヨタ救急車ハイメディックに比べて大きな差はリアサスペンション。 ハイメディックはダブルウイッシュボーン式トーションバースプリングを採用し4輪独立懸架を実現していましたが、H22/28Sはセミトレーディングアーム式コイルスプリングでいわゆる車軸式です。 また4WSは装備されていません。

救急II課程仕様のオプションがあることから、予算によってはこちらを選択することにより4WS機構など不要な地域ではを省いてコスト削減を可能とする。

平成12年基準排出ガス25%低減レベルをクリア。

199908 H32S/38Sトヨタ救急車ハイメディック

カタログコード: T90036-9908

2代目ハイメディックの登場からちょうど2年目のマイナーチェンジです。

ベース車のアップデートに伴いステアリングホイールが2スポークから4スポークに、メーターパネルの書体の変更、電圧計・アンメーターがサイレンアンプの上に追加、患者室壁面収納の配置デザインなどの小変更が行われました。 (ほかにもあると思いますがよく調べていません。)

撮影モデルには切り込みを入れたドアバイザーが装着された状態でさらにナビミラーが追加されています。

またカタログ自体の用紙サイズがA4版(見開きA3版)に変更されました。

199805 H32S/38Sトヨタ救急車ハイメディック

カタログコード: T90014-9805

トヨタの高規格救急車であるV8ハイメディックのフルモデルチェンジとして登場したグランビアベース高規格救急車のカタログです。

この2代目ハイメディック登場までV8ハイエースのハイメディックは1度のマイナーチェンジを経て4年間もの間、FRPのパーツを駆使して改造車両として数多く生産されていたことになります。

この車両は欧州市場にて販売されていたハイエースのロングボディーをベースに架装されていますので1代目に比較して生産コストも相当リーズナブルになったものと思われます。

199408 H133Sトヨタ救急車

カタログコード: T90010-9408

RZH133Sトヨタ救急車の本カタログです。

1994年当時は都市部の消防本部では高規格救急車の導入が本格的に続けられ2B型の需要は減少傾向とはいえ、患者輸送を主な目的としている病院や、従来形式の救急サービスを提供している地方や予算の限られている消防本部等々の需要を満足するために引き続き用意されている。

前期モデルでは運転室はそのコミューターモデルと同様にマルーン内装でしたが、この中期マイナーチェンジに伴い、ブラウン系に変更されている。 患者室のカラーは変更無くベージュ系。

ベース車両のマイナーチェンジを受け133Sも同様のアップデートが行われている。

当時の東京地区車輌本体価格が
ガソリン(2WD/AT) 3,522,000円
ガソリン(2WD/MT) 3,424,000円
ディーゼル(4WD/MT)3,661,000円
でした。
(医療器具は含んでいません)

スーパーカスタムリミテッドと同じぐらいの価格で大変お買い得ですね。

199408 H132トヨタ救急車ハイメディック

カタログコード: T90020-9408

トヨタ初の高規格救急車であるハイメディックのマイナーチェンジ後のカタログです。

これまではT-RZH133S改として標準ボディーのトヨタ救急車の届出型式のまま改造届を必要をしていましたが、このマイナーチェンジによりZ-UHZ132Sの新型車届出型式が与えられました。 前期モデルは2WDモデルのみでしたが市場の要求に応えて2WDの標準仕様に4WD機構を架装しZ-UHZ132S改としてカタログモデルとして併売されました。 4WDモデルは改造届が必要です。

また、このマイナーチェンジで運転席・隊長席のワンタッチ式パワーウインドウとアームレストの追加、安全装備として4輪ABS、バックドア停止表示灯、キー抜き忘れ防止ワーニング、スライドドア窓が固定式(いわゆるはめ殺し)から両開き、リアクォーターガラスも固定式らから後半片開き式に変更され利便性が高まりました。

一方で乗車定員は8人から7人に減員された。 理由は患者室の横向き4人掛けシートを救急隊員の安全性と快適性を考慮し3点式シートベルト付き前向きシート1名と横向き2人の3名掛けに変更された。 勿論前向きシートの背もたれを倒すと前期モデル同様フルフラットになりサブストレッチャーの搭載が可能。 前側のスチールアシストバーは前向きシートと入れ替わり、後端にあったアシストパイプはハンドルは前期モデルの4人掛けシートにあった、試作車と同様の座面真ん中に横一線にあるステッチは省略された。

隊長席のシートスライド量が150mmから120mmに。

これまで標準装備であった運転室用電話ハンドセットと患者室用電話(ハンドセット。コードレス)がオプション扱いに変更。 サイレンアンプのレスオプション新設。 ステアリングは前期型のデザインからエアバック内臓タイプと同様の後期型デザインでエアバックレスのステアリングに変更されました。

外装では、大型アウターミラーが特別仕様の白塗装のカラードタイプから標準のメッキタイプに変更。 バックドアのひねるとさらにドアが高く上がる2段開きダンパーの設定が無くなり通常の1段ダンパーに。

2WDモデルのタイヤサイズはコミュータ同様195R15-8PRLTから195/70R15 LTに変更され、同時にセンターキャップをホイールナットがメッキから黒塗装タイプに変更されました。 これに伴い2WDモデルの最低地上高も180mmから175mmに。

2年の間に不要な装備の省略と必要な仕様への変更、またベース車両の仕様変更や安全装備の充実などが図られた正統進化のマイナーチェンジです。

当時の東京地区車輌本体価格が
ガソリン(2WD/AT) 16,100,0000円
ガソリン(4WD/AT) 16,610,000円
でした。
(医療器具は含んでいません)
ちなみに、医療機器を含むと
28,500,000円程になります。

1994年当時の販売促進用のチラシです。

「この数字が、この装備群が救急車の新しい常識です。」

1991年のモーターショーでの参考出品に起源するハイメディック。

トヨタ アンビュランス 参考出品車 (199110)

199206 H133S改トヨタ救急車ハイメディック

カタログコード: T90028-9206

1991年10月に行われた第29回 東京モーターショー 1991にトヨタ自動車が参考出品した高規格救急車トヨタアンビュランスの披露から7カ月というスピーディーな展開で初代ハイメディックが発売されました。

大変画期的な内容で開発販売された国産高規格救急車でした。

中でも代表的な変更は120mm 拡大された全幅、前後輪のトレッドもそれぞれ105mm拡大されたワイドボディーに1998年8月にS130系V8クラウンや初代セルシオに搭載された1UZ-FEエンジンを搭載したある意味ハイエースの歴史上最強のモデルです。 このハイメディックに搭載された1UZ-FEは救急車の運転特性に合わせより低回転で性能を発揮するよう220ps/4,800rpm、34.0kg·m/4,000rpmに調整されていました。

発売当初は2WDモデルので展開し、B2型トヨタ救急車の届出型式であるT-RZH133Sをも種車として改造した車両として扱われT-RZH133S改として改造届を必要をしていました。

また、当時の自動車電話通信網やその通信機器の発達により救急車内からの様々な医療データーを病院などに電送するためのシステムも研究され搭載の準備をされていましたが実際にはあまり運用されていなかったと思われます。

それでも当時はルーフの消防波用アンテナ以外に自動車電話のルーフトップアンテナを2台設置している個体も数多く見受けられました。

無線用アンテナ取り付け基台とその点検口カバーが天井中央に用意されていましたが天井はFRP性なのでノンラジアルタイプでないアンテナを設置する場合はベットラジアルを追加している固体もありました。 また、地上高を押さえる目的でルーフトップは使用せずレインガーターに基台を取り付けるケースも都市部では散見されました。

199110 アンビュランス参考出品車

カタログコード: 無し

この画像は1991年10月に行われた第29回 東京モーターショー 1991にトヨタ自動車が参考出品した高規格救急車トヨタ アンビュランスのパンフレットです。

セルシオと同じV8 4000ccエンジン搭載でもうビックリ!でした。

当時展示されていた救急車はハイエース前期のワゴン外装で内装のシート表皮はエクセーヌというしよう。

1992年、後にパシフィコ横浜で行われた防犯・防災フェアーでは実際に乗車しましたが、フロントバンパーやダッシュパネルには切り貼りをした苦労の跡が見えました。

今まで救急車がモーターショーに展示されたとこはなかったのではないでしょうか?

後に市販車モデルにつながります。
トヨタ H132トヨタ救急車ハイメディック (199408)